水生昆虫の観察記録2

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水生昆虫のカゲロウ、カワゲラ、トビケラ、ユスリカの種類や生態を写真で紹介しています。

近くの河川でハッチの観察をしているとエラブタマダラカゲロウが羽化して
いました。(11月)にハッチする水生昆虫の多くコカゲロウ科で時々
エルモンヒラタカゲロウがハッチしている程度です。マダラカゲロウ科は春に
ハッチが多いが、エラブタマダラカゲロウは晩秋にも羽化するようです。



 山中湖のユスリカ
11月中旬に久しぶりに山梨県の山中湖にワカサギ釣りに行って来ました。
今の時期は一番釣れているらしく朝から昼まで入れ食い状態が続きました。
型も結構良く平均的に大型が釣れたので大満足。
今回ワカサギ釣りをしていたら大きな水生昆虫が飛んでいるので
何だろうと思って捕まえて見ましたら大型のユスリカでした。
早速プラスチックのケースに入れて持ちかえり撮影したのが
下の写真のユスリカです。名前は解りませんがオオユスリカと同じ位の
大型のユスリカです。





河川の堰堤は水生昆虫捕獲に最適
最近になって解ったのですが水量の少ない時期の河川の堰堤は水生昆虫捕獲
には最適であることが解りました。今までは河川の川岸で捕獲していたのです
が捕獲するのにかなりの限界があります。でも水量の少ない時期の河川の堰堤
ですと堰堤の端から端まで(危険でない所)渡れるので水生昆虫を思うように
捕獲できるのです。またそのような場所は水生昆虫の生息にむいているので
夕方には多くの水生昆虫のハッチがが見られました。。
下の写真は11月の下旬に捕獲したウエノヒラタカゲロウです。



12月の羽化 
12月に入ってから河川でのハッチが急に少なくなりました。
水温を計ってみますと13.5℃です。水流が多い河川は水温が低くなりやすいので
しょう。あれほどいたヤマベの姿も見られなくなりました。
深場へと移動したのでしょう。同じ時期にすぐ近くの水量が少なく流れのゆるい 河川に行って見ましたら夕方には沢山のコカゲロウとエルモンヒラタカゲロウが
ハッチしていました。またあちこちでヤマベのライズが見られます。
同じ時期でも河川によってこれだけ違いがあることに驚ろかされます。
水温を計ったら16℃でした。このコカゲロウはその時に羽化していた種です。



水生昆虫の観察
水生昆虫の観察で大切なことは頻繁に川に足を運ぶことです。
足を運べば必ず新しい発見があります。
また虫眼鏡で昆虫を見ることです。
虫眼鏡で見るときに必ずまた新しい発見があります。


ユスリカの観察
冬季の羽化はがユスリカとガガンボが主体となってしまいます。
ユスリカを観察していると膨大な種類がいることが推測できます。
大きいのから小さいのまで2〜3ミリという種がとても多く、
とても撮影できそうもないサイズです。
ユスリカは冬季だけでなく年中羽化していますし、川だけでなく
湖、池、小川、田と水のある所ならどこでも生息しています。
フライフィッシングでは見逃せないユスリカであるが、
マスたちはどれだけユスリカを食べているのだろうか。




シリナガマダラカゲロウの棲息
2月下旬に川の脇にできている止水にメダカを採りに行った時に
魚を採る網の中にマダラカゲロウの幼虫が入っていました。
良く調べてみるとシリナガマダラカゲロウのようです。
こんな所に棲んでいるのかと驚きました。すぐ近くの河川の
川岸の草の根の中からも捕獲できたのでシリナガマダラカゲロウの
幼虫は止水か暖流の草の根の泥の中が好きなようです。
下の写真がそれで泥を被っている幼虫の様子がわかると思います。
シリナガマダラカゲロウを資料で調べてみますと3月下旬ころ羽化するとのこと
なのでもうすぐで羽化が見られると思います。



オナシカワゲラ・クロカワゲラ・モンホソカワゲラの違い
冬季の寒い季節になるとよく見るのが小型の黒っぽいカワゲラです。
冬場はクロカワゲラが主ですが、早春にはオナシカワゲラやモンホソカワゲラが
羽化します。最初は皆同じように見えましたが観察し撮影している内に少しづつ
その違いがわかってきました。下の写真は一緒に並べて撮影したものですが
一緒に並べるとその違いと特徴がわかると思います。
左がモンホソカワゲラで中央がオナシカワゲラ、右がクロカワゲラです。
モンホソとオナシカワゲラの体長は全体で約7ミリ、クロカワゲラは
約10ミリ位です。棲息地は冷水の上流ですが渓流魚がどれだけこれらの幼虫や
成虫を捕食しているのだろうか。寒い季節に他に羽化が少ない流域では
コカゲロウやユスリカと同じく無視できない存在です。



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